♡放課後みすてりあすいーつ!♡

あたしは脱力して席からずっこけ落ちる。

もう本当なんなのこの人意味分かんない!!

すかさず須永警部の拳骨が榊刑事の頭に飛んでくる。

「馬鹿、勤務中だしまだ離陸してねーだろ!!アルコールはやめとけ」

「ちぇー」

唇を尖らせて拗ねつつ、榊刑事は席に収まった。

子供みたい。

『まもなくー、離陸いたします―――』

アナウンスの指示通りにシートベルトを締め、

少しの不安を抱え、私達の時音捜索作戦は開始された。



















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