♡放課後みすてりあすいーつ!♡
でも、帰ってきたのは事実だから、どうにもならないか……
「えっと、とりあえず、燕くんの容態は?」
『昨日みたいな事は起こってへんよ。むしろ血色が良くて元気なくらいや』
「なら良かった……うーん、また明日リベンジするか……」
『それより、やっぱり一回うちの家来やはった方が早いと思う!今日二人に無駄な事させてしもたみたいやし……いっぺんうちの家来て?』
「え……良いの?」
『かまへんかまへん!期限があらへんとはいえ、二人にずーっとぐだぐだ捜査させる訳にはいかへんし。うちの家学校のすぐ近くやし』
「じゃ、お邪魔しようかな。捜査も捗ると思うし」
『ほんなら決まりな。後で地図の画像送るさかい、美色ちゃんとおいない(おいで)〜♪』
「分かった。今からミィと行くよ」
ピッ
「どしたの?綺鳴、なんて言ってたの?」
あ、美色は聞いてなかったから話が全く見えてないんだった。
「あぁ、えっとね……」
私はさっきの会話の内容を説明する。
「えー?!普通に帰宅しちゃった感じー?!」
丸い目を更に丸くして、美色が大げさに驚いた。