♡放課後みすてりあすいーつ!♡
「しかし珍しいねぇ、タイムがあそこまでキレるとは」
「わ、私も正直びっくりだよ……なんか、相性が悪いのかな?私の中で敵って認識してるような感じがする」
前世か何かで因縁でもあったのかな?
なんか彼の存在が物凄く忌々しく感じられた。
「ふーん……依頼引き受けちゃったけど、どうする?」
美色は私の失態を怒ってないみたい。
淡々と話を進める。
「せやなぁ。やっぱりもっと犯人の明確な情報があらへんと……」
「明日、サッカー部に聞き込みに行く?」
「今んとこあたし達が出来るのは、それくらいだよねぇ……明日、行こっか。とりあえず今日は菓子パしつつ、作戦会議しよ」
「ミィは新発売のポテチ食べたいだけでしょ!」
こうして、財布泥棒探しの事件は、幕を開けた。