♡放課後みすてりあすいーつ!♡
勝手に先生の独断と偏見とイメージで孤立させないでほしい!
「そーか?でも、放課後とか暇だろ?」
まぁ、確かに暇。
美色と同時に、こくんと首を縦に振った。
放課後はいつも雑貨屋やゲーセンやスチバに美色と寄り道しながら帰ってる。
でも、別に不満なんて無いし、毎日そんなでも楽しい。
「部活を作るって手もあるんだが、やってみないか?」
なんかしつこいな。宗教の勧誘かセールスレディみたい。
だから、なんで今更!?
それに、この学園は部活動が多すぎて部室が確保できないから、増やすのは禁止のはず。
「部員が全員卒業して、使われなくなった部室が出来たんだよ。俺、そこの顧問やってたから、暇で暇で。お前らが新しい部活設立してくれたら、仕事が入って暇じゃなくなるんだけどな~」
それが本音か!私達を使って暇をつぶそうってのか!
仕事したいって意志は悪くないけど……
美色が口元に手を添えて、小声で話しかけてきた。
「でもタイム、面白そうじゃない?あたし達が部活を作れば、そこの部長と副部長になれるわけじゃん?何でも自由に出来るってことだよ!」
なるほど。一理ある。