♡放課後みすてりあすいーつ!♡
「そういや、その梅井って奴……図書室にいた髪長い女だよな?」
「そうだけど……」
それがどうしたの?
「さっき図書室行った時、返した本借りたがってたんだよ」
「え?何の本?」
「えーと、推理小説と、恋愛モノと、福祉系の本だな」
チカっと、私の頭の中で何かが光った。
「あ……」
分からなかった事が全部、繋がった。
チリチリとこめかみが痛くなる感覚。
急に乾く喉。
「……タイム?」
美色が心配そうに顔を覗き込んできた。
「分かったんだ」
「「「え?」」」
三人が目を見開いた。
「あとは、透輝くんに確認取れば、大丈夫。解決出来るよ」
☆