Soul Lovers~世界で一番愛する人へ~
あなたの眼差しに、目が放せない。
あなたの声に、心が絡め取られて息ができない。
心臓がドクドクと早鐘を打って、壊れそう。
あなたに会うたびに、好きが溢れだして、
あなたしか見えなくなる。
七倉さん、大好きです!!
祝賀会が終わって、大人たちは二次会に旅立ち、未成年は家に帰った。
「よかったんですか?行かなくて」
しつこく七倉さんを次の店に誘う兄に、
「うるせー!酔っぱらい!!」
なんていいながら、兄のお尻を蹴った七倉さんは、
もう暗いからと、私を家まで送ってくれた。
いつもの家の近くの外灯で、
「ここでいいです」
って言ったけど、
「家まで送らせて」
そう言う七倉さんの言葉に甘えて、家の前まで送ってもらった。