【BL】俺に溺れろ~揺らぐ恋心~
Prologue
「俺のものになれよ!」
そう言って、僕の手首を乱暴に握って、壁に押しつけると、アイツはそう言った。
「あいつなんか、見るな!!俺だけを見ろよ!!」
そう言うと、僕を自分に引き寄せるなり、きつく抱きしめて、いきなり口づけてきた。
それも、僕の舌に舌を絡めての、激しいディープ・キス。
「んっ…ふう……。」
僕は、甘い吐息を吐き出す。
その間に、アイツの手は、僕のシャツのボタンを器用に外していくと、僕の素肌の胸を撫でてきた。
僕はというと、両腕を、アイツに片手で拘束されていて、身動きできずにいた。
「…んっ、あっ、はぁ……。んっ…、だ…ダメ……。」
やっと口づけから解放された僕の口から、喘ぎ声がもれる。
アイツは、僕の胸を撫で回しながら、僕の首筋に口づけてくる。
そして、イタズラするのをやめると、僕を真っ直ぐ見て、こう言ったんだ。
「お前のことが好きだ!!」
まさか、アイツが僕のことを、そんな風に思っているとは思わなくて、僕は思わず、目を見開く。
僕とアイツと、そして、もう一人の男との『本当の出会い』は、だいぶ前にさかのぼる。
そう言って、僕の手首を乱暴に握って、壁に押しつけると、アイツはそう言った。
「あいつなんか、見るな!!俺だけを見ろよ!!」
そう言うと、僕を自分に引き寄せるなり、きつく抱きしめて、いきなり口づけてきた。
それも、僕の舌に舌を絡めての、激しいディープ・キス。
「んっ…ふう……。」
僕は、甘い吐息を吐き出す。
その間に、アイツの手は、僕のシャツのボタンを器用に外していくと、僕の素肌の胸を撫でてきた。
僕はというと、両腕を、アイツに片手で拘束されていて、身動きできずにいた。
「…んっ、あっ、はぁ……。んっ…、だ…ダメ……。」
やっと口づけから解放された僕の口から、喘ぎ声がもれる。
アイツは、僕の胸を撫で回しながら、僕の首筋に口づけてくる。
そして、イタズラするのをやめると、僕を真っ直ぐ見て、こう言ったんだ。
「お前のことが好きだ!!」
まさか、アイツが僕のことを、そんな風に思っているとは思わなくて、僕は思わず、目を見開く。
僕とアイツと、そして、もう一人の男との『本当の出会い』は、だいぶ前にさかのぼる。