俺サマ神サマ〜お前今日から俺のヨメ〜


悪神が・・・。
カインは、皆は大丈夫だろうか。


皆、ケガとかしていないかな。
そのケガで、カインもしんどい思いしていないだろうか・・・。



「・・・なに考えてんのよ」



私にはもう関係ないんだから。
カインにはカインの世界があって。
私が立ち入っていいわけない。


それが嫌で私は出てきたんだから。



カインの気持ちを知るのが怖くて。
自分がいらないって、面と向かって言われるのが怖くて。




「綺麗な花だな」



酷く低い声が聞こえる。
座り込んで水をあげていた私はふと顔をあげた。




「え・・・?」




そこには、右目を眼帯で隠した全身黒づくめの衣装を身に纏った男の人が立っていた。



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