俺サマ神サマ〜お前今日から俺のヨメ〜


朝食後、私は部屋に籠っていた。
お昼は宣言通り部屋でとった。

今頃、カインはミイナさんと・・・。
そんなことを考えながら。



ずっと部屋にいると、どんどん気分が落ち込んでくるしと立ち上がり部屋を出た。
トボトボと廊下を歩く。




「・・・ももこさん?」



呼び止められ歩みを止める。
その声に、少し心拍数が上がり振り向くと、そこにはミイナさんの姿。



「こ、こんにちは。ミイナさん」



必死に笑顔を作って頭を下げた。
よく思われていないことはわかっているから、あまり会いたくなかったんだけど。
そもそも、よく思っていないなら声をかけないでほしいと思うのは、私のわがままなんだろうか。




「よかった。ももこさんを探していたのよ」



パッと明るく笑ったミイナさんに、虚を突かれる。
え?
なに、この今までにない感じ。


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