俺サマ神サマ〜お前今日から俺のヨメ〜
ミイナさん・・・。
ここまでカインの事を。
私の存在が、それ程邪魔なんだろうか。
ミイナさんからすれば、私は邪魔者でしかないんだ・・・。
そりゃそうだよね。
本当は自分が間違いなく選ばれるはずだったのに。
なぜかカインは私を婚約者にするつもりでいるし。
ミイナさんからしたら面白くないんだろうな。
それに、私・・・今は婚約者になること嫌じゃない。
それをもしかして、感づかれてしまったんだろうか。
だとしたら・・・。
「どうすればいいんだろう・・・」
今更だと思ってるはずなのに。
カインの側に、いたいと思う自分は確かにいて。
ミイナさんの気持ちを思えば、選べるはずない道なのに。
私はいつまで自分のために動くんだろう。