俺サマ神サマ〜お前今日から俺のヨメ〜
部屋に押し込められ、私は一人になる。
誰も、庇ってもくれなかった。
そんなはずないって、言ってくれなかった。
皆、私の事疑ってるの?
私が本当に犯人だって思ってるんだ・・・。
「でも・・・」
今まで、私が皆の事ちゃんと信じてなかったんだもん。
突然連れられたこの場所に悲観して。
それなのに、自分の事だけ信じてなんて、都合がよすぎるんだ。
「自業自得だ・・・」
このまま疑いが晴れなかったら・・・。
どうしたらいいの。
私、ここにいられなくなる?
それだけじゃない。
犯罪者として捕らわれたり、もしかしたら死―――――。
でも。
もともとは、死んでたんだもんね。
あの時、向かって来た車に私は轢かれていた運命だったんだから。