俺サマ神サマ〜お前今日から俺のヨメ〜
目を覚ましたのは、ベッドの上だった。
知らない天井。
ここは、私の知らない部屋?
私は、どうしてここにいるんだろう・・・。
「目が覚めたか」
突然降ってきた声に目を見張る。
顔を動かすと視界に入ってきたのは、カインだった。
「あんた・・・」
「怪我はどうだ。痛むか?」
「え?」
けが?
私は首を傾げ身体を見る。
腕には包帯が巻かれていた。
そういえば、ズキズキと鈍い痛みがある。
「えと、私・・・」
思い返してみると、そういえば、シャンデリアが落ちてきたことを思いだした。
それに、その時に聞こえた声と衝撃。