もう愛情を求めない
「綾ちゃーん!

混んできたみたいだから、接客お願い!」


「わかりました!」


30前後のおばさんに言われる。


私はいつもこうして、客の前に出ることになる。



笑顔を忘れずに接客をする。


そうすることでお客さんは、不快な思いをせずに済む。



子どもから、お父さんや、子育てから解放された世代の人たちにも。




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