もう愛情を求めない
「はい」


私は小さく頷いた。


「もしかして酒も初めてだったのか」


「…そうです」


「そうか」


気まずい空気が流れる。


私はどうしたらいいのかわからず、無理矢理体を立たせた。


しかし思うように行かず、そのまま倒れかけた。


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