もう愛情を求めない
私は淡々と流すと、快君の横をすり抜け帰ろうとした。



「待て。
俺がこのまま理由も聞かず、帰すわけないだろ」


右手を掴まれ、帰宅を遮断される。



「快斗、俺がお前の分も買ってきてやるから。

ちょっと俺は下がっとくぞ」


「あぁ、頼む」


と言う友達は、店内に入っていった。


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