もう愛情を求めない
しょうがない。

適当に入って、適当に帰るとするか。



私は深夜にバイトしたことで得た経験を忘れ、夜の付き合いを軽く見ていたのであった。



「店長、すみません…。

どうしても断れなかったんです」



私は今バイト先の店長に、無理を言っている。


「まぁ仕方ないな。

今日はそこまで客は入らないようだからね。


< 253 / 461 >

この作品をシェア

pagetop