もう愛情を求めない
涙が出るのを堪える。


「こいつちょっと癖があって、最初はヤリづれぇだろ?


だけどヤッてるうちに、燃えてこねぇか?


ハッハッハ。


コイツさ普段は俺が近づくだけでも怖がるくせに、体を重ねてる時だけは引っ付いてくるんだぜ?


本当はコイツもしたかったんだぜ。


やっぱコイツは、淫らなんだよなー」



何でこんな恥ずかしいことを、暴露されてしまうのだろうか。


私がどんなに汚らわしい人間なのか、快君は知ることができた。


それを理由に、金輪際私に関わって来なくなるだろう。



< 436 / 461 >

この作品をシェア

pagetop