もう愛情を求めない
私を捨てないで…」


小さく震えながら泣き叫ぶ私は、母さんの涙を誘う。


「これからは3人で暮らそう!」

「そうなるまで父さんたち、頑張ったんだからな!」


2人の意見に私は更に涙を流す。


「今度は絶対、綾を見捨てないから」


その強い母さんの言葉に、安心するのであった。










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