もう愛情を求めない
義母の足音が近づくために、私は恐怖におののいていた。



『お前なんか引き取るんじゃなかった。

生活がめちゃくちゃだ』


突然何度もそんなことを言われては、殴られる。



私は毎日毎日理不尽な義母の行動に耐えていた。




そんな無力な自分が、夢に映し出された。



嫌な目覚めだ。


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