あなたへ




んーーー!疲れたぁ…。てか、昼休みのたびにアスカの教室行ってたけど…。アスカには、何も起こらなかった…。まだ安心はできないかな。






「おーーい、かえろーぜー!」





あ、アスカ。




「はぁーーい!」




でも、やっぱりアスカといると落ち着くなぁ。幸せ…。




「なにニヤニヤしてんの?」



「ん?教えなーーい。」



「なんだとーー??」






アスカは、私の肩に手を回して、抱きしめるようにおぶさってきた。なんか今日は、甘えモードかな??







「わかった、教えてあげる。」




「よっしゃ!!」





こーいうところ、ちょっと幼い。







「アスカの事、好きだなーーって。」



「は?そんなの知ってる。てか、俺もだし。」




「あはは。」





「笑うなよ!」






アスカはちょっと照れながら言った。





クラス違うから、靴箱の場所が違う。だからちょっとの間、離れる。





「あとでねー。」



「ああ。」






私達って、このままいったら結婚とかできちゃうんじゃない??……私って、馬鹿だー。まだ高校行かなきゃ。とか、1人で妄想しながら歩いてたら、事件は起きた。




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