パンプスを脱ぎ捨てたら
空青く、まさに春うららという日の本日。
私立 紫ノ宮学園高等部の入学式。
私、梶山愛里は体育館にいた。
その体育館の中では、厳かな式典の最中であるにも関わらず、黄色い声が響いている。

今まさに、生徒会長からのありがたい祝辞が終わったところ。
生徒会長の姿に見とれていた私だけど。
バチッ!
偶然かなんなのか、目が合った。

フラ…。
その衝撃に、私は座っていられず隣の友達の由梨佳にもたれかかった。
「ちょ、愛里!?」
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