あなたのためにできること
沙理はとくに跡が残るような
けがはなかった
安心した・・・。
それから
決めたんだ。

愁「沙理ありがとう。
  ごめんな。
  守れなくて
  情けないや。」

沙「ううん。」

愁「沙理。」

沙「・・・。」

愁「分かれよう。」

沙「・・・
  やっぱりか・・・。
  なんかそんな気がしてた。
  愁がそうしたいなら
  我慢するよ。
  でも一つだけ
  いわせて?」

愁「うん。何?」

沙「自分を責めちゃダメ!
  それから大好きだよ!!

愁「ああ。
  ありがとう。
  俺強くなるよ・・・。」

沙「愁ならできるよ。
  
  いつか
  きっとそんな愁を支えられる
  強い子に出会えるよ!
  頑張ってね。」

愁「うん!」

沙「じゃあ。
  バイバイ!!」

愁「今まで本当にありがとう。」

  
  
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