あなたのためにできること
「・・・。」

〈不謹慎ですが・・・・。
 俺はこの族のやり方は間違って
 いると思いません。
 でも巻き込んですみませんでした。
 優こんな俺が嫌ならやめてもいい。
 止める権利なんてないからな。〉

「頭を上げてください。
 優本当にいい見本見つけたな。」

優「は?」

〈え?〉

「ウフフ。」

「自分の考えを信じて進む。
 自分を信じる。
 これはなかなかできない。
 優も自分を信じてまっすぐすすめ。」

優「お・・俺は・・・・。
  族を続けて
  悪い奴から人を守りたい。
  俺みたいにならないように・・・。」

「そうか。
 わしらは反対せん!」

「ええ。頑張りなさい!」

優「ばあちゃん、じいちゃん・・
  ありがとう。」

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