あなたのためにできること
莱『仁、車用意してー。』

仁「わかりました。」

美「ほんとにいいって。」

莱『全然大丈夫だから。
  女の子を送るのは
  当たり前!』

美「・・・。
  じゃー。お願いします。」

優「早くしろ。」

美「ん。」


  バタン


美「えーっと・・・。」

仁「仁です。
  佐上 仁(さがみ じん)。
  仁って呼んでください。」

美「私は、伏見美紀です。
  美紀と呼んでください。
  
  仁さんお願いします。」

仁「?」
 
美「あ、家にってことです。」

仁「わざわざ言うんですね。」

美「常識なんで。」

仁「ハハ!
  優おれも気に入ったぞ。」

優「やらんぞ。」

晃「お前は父親か!!」
< 48 / 457 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop