好きじゃないよ、君なんか。
「今日はバイトじゃないの?」
利絵があたしの顔を覗きながら言う
「うん!今日は休み!」
「じゃあ、一緒に帰ろ」
利絵と帰るなんて久々だな〜
今月、ずっとバイト入れてたし。
「あ、ごめん!
職員室行かなきゃ行けないから
先に校門行っといて!」
階段を降りている途中に
利絵が思い出したように言う
「うん、分かった〜」
少し遠回りして
靴箱に行こうかな…
すぐついても暇だし。
そう思って
裏庭を通って靴箱に行くことにした