love Passionately
そう言って父はニヤリと笑った。

私は心の中で
「今まで何のために頑張って耐えてきたんだろう。」
と思った。

それから、母にごみ捨て場につれて行かれ、
「あんたなんて、所詮いらない子なのよ。生きてる意味ないんじゃない?」
と言われ、捨てられた。

「いらない子か‥‥。」
私は自嘲気味に笑った。

「死ねばいいのかな?
もう少し生きたかったんだけどな。」

「まぁ、いっか。」

そう思った私は目の前にあったビルの屋上で自殺しようと思い、ビルに入った。
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