LOVEミステリー
1
ジリジリジリー!
もう朝だ。今日は8月26日私の誕生日。一年前先輩に告白しようと決めた日です!
だけどちょっと勇気が出ない。もし振られたらと考えると告白しないほうがいいのか考えちゃう!その時先輩からメールが!
「心音ちゃんお誕生日おめでとう!今日プレゼント渡したいから放課後秘密基地に来てね!光より」
先輩は私の事どう思ってるのかな?
こんな普通の友達同士みたいなメール送ってきて。
でもプレゼントってなんだろう?
先輩だったらきっと素敵なものくれるんだろうな。学校に行ってみると柳沢君が私を待っていた。
「おはよう心音ちゃん!これプレゼント」
「有難う!可愛いー!熊のぬいぐるみだー!」
「気に入ってくれてありがとう!あと、ちょっと時間ある?」
「うん!」
「じゃあこっち来て」と言われ彼のあとをついていったら音楽室に連れてがれた。
着いた途端に柳沢くんが、
「君のことが好きだ!君のためなら何でもする!だから、僕と付き合ってくれ!」
急の告白に私はどうしていいか分からなくなってしまった。が、
「柳沢君。私あなたのこと恋愛対象として見てなかったし、吉津光君っていう先輩のことが好きなの!ゴメンナサイ!」
柳沢君は石みたいに固まって、
「まだ付き合ってないんだろ?振られるかもしれないじゃん!だったら俺と付き合ったほうがいいじゃんかよ!」
と怒って言われた。
「振られるなんて柳沢君になんか、わからないじゃない!そんなこと言うならこのプレゼントなんかいらない!」と言って熊のぬいぐるみを床に投げつけた。
「さようなら!」
私は悲しいやら、悔しいやらで気持ちはいっぱいだった。
むやみやたらに走っていたら先輩と作った秘密基地についてしまった。
とその時先輩がプレゼントを持ってこちらにやってきた。
「心音ちゃんどうしたの?プレゼントあげるから泣き止んで」と優しい声で私を慰めるように言った。
私はさっき柳沢君に振られるかもしれないと言われたので、先輩に
「吉津先輩!私は今までずっと先輩のことが好きでした!私と良かったらつきあってください!」と言ってしまった!
「僕も心音ちゃんのことが好きだよ!ぜひ僕とつきあってください!」
「はい!」
私は心から嬉しくなりました。
< 1 / 1 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

千代美と康司の恋愛物語

総文字数/2,757

恋愛(実話)9ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop