危険な愛を抱きしめて
「お前に、選んだ薬は……
すぐには、止められないんだ。
中毒を起こしたら。
段階を踏んで止めないと、激しい発作をおこすから」
言って、薫は今までになく。
暗く輝く瞳を細めた。
「お前に今まで中毒症状は見えなかったが……体質かもしれない。
今まで渡していた量を考えると……
急に止めるのは危険だ」
「……危険……か……」
薫の言葉に、オレは薄く笑った。
「……例えば。
今まで……飲んで……いた量の……
何倍飲めば……死ねるんだ……?」
すぐには、止められないんだ。
中毒を起こしたら。
段階を踏んで止めないと、激しい発作をおこすから」
言って、薫は今までになく。
暗く輝く瞳を細めた。
「お前に今まで中毒症状は見えなかったが……体質かもしれない。
今まで渡していた量を考えると……
急に止めるのは危険だ」
「……危険……か……」
薫の言葉に、オレは薄く笑った。
「……例えば。
今まで……飲んで……いた量の……
何倍飲めば……死ねるんだ……?」