千代美と康司の恋愛物語
出会い

春期講習会受付

今日から春期講習会。新しい友だちが体験でやって来ます!
「こんにちはー!」
自動扉が開くと同時に挨拶をしたその時、
荒井康司と名のる小学4年生の男の子が先生と話していた。
「荒井君体験?それとも入塾?」
「体験だよ。君は?」
「私は山中千代美。一年前からこの塾に入っているんだ!」
「そうなんだ。じゃあ一週間よろしくね!山中さん」
「今日の教室は第1教室だ。山中さん荒井君を案内してあげて。」
「はーい!じゃあ荒井君行こう!」
この時私は荒井君と恋をするなんて考えてもいませんでした。
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