千代美と康司の恋愛物語

荒井くんとメール

「ただいまー!」
「お帰り!どうだった?春期講習会は?」
「普通だよー!じゃあ宿題あるから二階行くね!」
「頑張ってねー!」
〔お母さんに内緒だけど別にいいよね!荒井君とのメールくらい。さてと、荒井君にメールしよっと!〕
【今日は楽しかったね!】
ピロリン!
【ああ。また明日も楽しみだけどな!】
【でも、毎日だと宿題が大変だよー!】
ピロリン!
【俺もそれは言える!だって普通の量じゃない宿題の量だし。学校の2倍だぜ!】
【え?学校の宿題の5倍だよ?荒井君学校どこ行ってんの?】
ピロリン!
【さとえ学園小学校だよ。知ってる?】
【知ってるよ!私立だし、有名だもん!じゃあ、志望校どこ?】
ピロリン!
【栄東中学校】
【私と同じところ目指してるんだ!受かったら中学でも一緒にいられるね!】
ピロリン!
【ああ。宿題あるからまた明日塾で!じゃあな!】
【分かった。またね!荒井君】
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