千代美と康司の恋愛物語

恋の始まり

新井君に恋心!?

4日目の授業の日荒井君は塾にやってきた。
「山中さん、心配のメールありがとう。あと、心配かけてごめんね」
「うん。大丈夫だよ。荒井君が無事で良かった」
「ありがとう！」
話は昨日にさかのぼる
〔新井君にお見舞いのメールしよっと〕
【今日の授業のノートとっておいたよ。元気になったらあげるから今はゆっくり体を休めて下さいね！お大事に。山中千代美】
ピロリン！
【あひがとう】
〔ありがとうって打つはずがあひがとうになっちゃったのかな？なんか可愛いなー〕
ピロリン！
【ありがとうだ。ごめん間違えた。】
【いいんだよ！バイバイ！】
というメールを送っていたのだ。
〔けど、なんで可愛いって私思ったんだろう？もしかして私荒井君のこと…〕
「授業始めるぞ！みんな教室に移動しろ！」
ビクッ！
〔あー驚いた！先生ったら！〕
「はーい！じゃ、荒井君行こう！」
教室についたとたんに私は荒井君に
「今日電話していい？大事な話があるんだ」と言ってしまった。
「別にいいけど…。ここじゃダメなの？」
「ダメ！誰かに聞かれたら恥ずかしい！」
みるみるうちに私のほほは真っ赤に染まっていった。
「分かった待ってる」
私のほほがあかくなっているのを気づかないふりをして話しかけてくれた。
〔優しいんだな。荒井君って〕
そう思ってられたのもつかのまだった。
「授業始めるぞ！席につけ！」
先生がやって来てし待ったのだ。
4日目の授業が始まった。