私は先輩の浮気相手。






あたし――。

何間違えてたんだろ…。



唯の気持ち。

無視して、勝手に決め付けて。


それよりも信じてあげれなくて。

あたしには酷な話なのに、唯はちゃんと言ってくれた。



なのに――…。



「ごめん...唯...」


大切な友達。

失いかけてた___...。




「馬鹿ね。かすみは謝らなくていいの!」



優しく頭を撫でてくれるのも。

こうやって、怒ってくれるのも。


全部唯だけだった。



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