私は先輩の浮気相手。






いつもの空き教室に入れられると、先輩はしゅうの服を奪った。



「へぇ、可愛いね。やっぱり」


「やっぱり...?」




「唯ならきっと俺を負かすために、この服を頼んだんだろうけど。

俺はぜーんぶ知ってた。


かすみちゃんなら、ヤキモチ妬いて、ぎゃふんと言わせに来るだろうってこともね」



「!!!!」



「あ。驚いた顔。

んー、照れてるのかな。全部見破られて。



でも俺はずっとかすみちゃんだけ見ているから、それくらい分かってるよ?」






「先輩...本当にずるすぎますよ…」



「俺をぎゃふんとなんて、簡単に言わせないよ。

じゃあ俺を満足させて?」


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