共学なんて聞いてない!
あたしはいつも通りお母さんの病室までの道を歩く。
今日はなに買っていこうかな〜....
ってそういえば、パフェ食べたからあんまりお金残ってないや......
お母さんごめん。手ぶらで行かせてください....。
こころのなかでお母さんに謝りながら、歩く。
そして、病室の白いドアの前。
お母さんの名前のプレートが書いてある。
ドアの取っ手に手をかけてドアを開ける。
「お母さ〜ん!きたよ〜.........って、え...?」
あたしは自分の目を疑った。
なぜなら、お母さんが寝ているベッドの隣の椅子に座っていたのが....
......如月愁馬だったから。