共学なんて聞いてない!

中にはいると中央に四角い机を囲むようにソファが置いたあった。


一人掛けのソファにはミルクティー色の髪をした男子、

二人掛けのソファには眠そうな顔をしている茶髪の男子、

そして、もう一つの二人掛けのソファに漆黒の髪を持つ男子が座っていた。



この3人というのは屋上で会ったあの3人。

なにこの奇跡的な再開みたいなやつ……。

全然うれしくない…



「ようこそ、僕たちの秘密基地に」



語尾に音符でもつきそうにそう言ったのはミルクティー色の髪の男子。



「ふぁ~、まずは自己紹介からじゃなーい?」



あくびを一つしてから喋りだしたのは茶髪の男子だ。

< 34 / 128 >

この作品をシェア

pagetop