共学なんて聞いてない!
そう思いながら病院の中を歩いていると...
「.....ん?あれって....」
遠くに見えるのは黒髪で清綾の制服を着た男子。
どっかで見たような......
........あ!!!!!!
「如月愁馬....!!!」
とっさに叫んだあたしはすぐ後悔した。
あたしが出した大きい声に周りがざわつき、本人までもキョロキョロと周りを見ている。
し、しまった....あたしとしたことが...
とりあえず近くの椅子のかげに隠れていよう...