共学なんて聞いてない!



そう思いながら病院の中を歩いていると...



「.....ん?あれって....」



遠くに見えるのは黒髪で清綾の制服を着た男子。

どっかで見たような......





........あ!!!!!!



「如月愁馬....!!!」



とっさに叫んだあたしはすぐ後悔した。

あたしが出した大きい声に周りがざわつき、本人までもキョロキョロと周りを見ている。


し、しまった....あたしとしたことが...

とりあえず近くの椅子のかげに隠れていよう...




< 64 / 128 >

この作品をシェア

pagetop