野いちご学園~災鬼新~
「…じーーーーー…」
「…」
「じーー「おい、さっきから何なんだよ…」
こんにちは、桜木さゆみです。
隣にいるのは幼なじみの災鬼新-サイキ アラタ-。
「クラスの女の子が噂してたの。『災鬼くんってクール男子だよねー♪カッコイイよねー♪』…って。」
「それがさっきのと何が関係あるんだよ。」
「私新と17年幼なじみしてるけど1度も新をクール男子とは思ったことなかったから、ちょっと改めて新を観察しようと思ったの。」
「俺は別に他人にどう思われようがどうでもいい。
さゆみが俺の事をどう思うかはさゆみ自身が決めればいい。他人があーだこーだ言っても気にするな。」
「やっぱり新は新だねっ♪」
「当たり前だ。」
「優しくてカッコよくて私の自慢の幼なじみだよっ!!」
「…っ…バカ野郎…」
クシャッ!
「わっ!?ちょ、新!急に何するの前見えないよっ!!」
「…急にそんなこと言うじゃねーよ、…卑怯なんだよ…。」
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