甘い香りに誘われて【続編 Ⅲ 完結しました】
エド・シェラトンといえば、パリ在住の"花の魔術師"と呼ばれる世界的に有名なフローリスト。
そんなすごい人が私の作品を気に入ってくれたの?
「えぇぇぇぇ…⁉︎」
人は驚き過ぎると、感動が後から押し寄せてくるらしい。
「都ちゃんなら大丈夫だ。僕も応援するし、頑張ろう」
そう言ってくれたシュウさんが、私の手を握ろうと…したけど、葵さんに遮られた。
「応援するのと、都に触れるのとは別の話だ」
ピシャリとシュウさんの手を払い退ける。
「ちょっ…!
ヤダね〜独占欲の強い男って。そんなに心が狭いと、都ちゃんに愛想をつかされるぞ〜」
「黙れ」
ほんのり頬が赤い葵さんが、シュウさんにタジタジだ。
(かわいい…)
いつもポーカーフェイスで、余裕な葵さんからは想像つかない。
そんなすごい人が私の作品を気に入ってくれたの?
「えぇぇぇぇ…⁉︎」
人は驚き過ぎると、感動が後から押し寄せてくるらしい。
「都ちゃんなら大丈夫だ。僕も応援するし、頑張ろう」
そう言ってくれたシュウさんが、私の手を握ろうと…したけど、葵さんに遮られた。
「応援するのと、都に触れるのとは別の話だ」
ピシャリとシュウさんの手を払い退ける。
「ちょっ…!
ヤダね〜独占欲の強い男って。そんなに心が狭いと、都ちゃんに愛想をつかされるぞ〜」
「黙れ」
ほんのり頬が赤い葵さんが、シュウさんにタジタジだ。
(かわいい…)
いつもポーカーフェイスで、余裕な葵さんからは想像つかない。