甘い香りに誘われて【続編 Ⅲ 完結しました】
シュウさんのアーチをくぐって会場に入ると、真ん中に、大きなアレンジが鎮座している。
アンテーク調の器に、ライラック、アネモネ、チューリップ、ミニスイセン等が豪快に生けてある。
新緑色…ホワイトとグリーンの配色は私が大好きな組み合わせだ。
タグに"エド・シェラトン"
すごい!花材の量もすごいけど、何よりもその存在感に圧倒される。
声も出せず、しばらく見惚れていると
「ハイ♪ シュウト!」
長身の口髭がワイルドな外人さんが、手を挙げて近付いてくる。
エド・シェラトン本人だ。
「やあ、エド!すごいアレンジだね
あまりの迫力に、みんな動けないよ〜」
ハハハッ……
「それは嬉しいな。どの作品も力作ぞろいだよ」
エドが、私をジッと見つめる。
「エド、彼女がミヤコだよ。ミヤコ・サクマだ」
「ミス.ミヤコ…いい目だ。そのか細い手から、あんなダイナミックな作品が生まれるんだね。素晴らしいよ!」
「は、初めまして。佐久間 都です。
この度は、私の作品を見つけてくださりありがとうございます」
アンテーク調の器に、ライラック、アネモネ、チューリップ、ミニスイセン等が豪快に生けてある。
新緑色…ホワイトとグリーンの配色は私が大好きな組み合わせだ。
タグに"エド・シェラトン"
すごい!花材の量もすごいけど、何よりもその存在感に圧倒される。
声も出せず、しばらく見惚れていると
「ハイ♪ シュウト!」
長身の口髭がワイルドな外人さんが、手を挙げて近付いてくる。
エド・シェラトン本人だ。
「やあ、エド!すごいアレンジだね
あまりの迫力に、みんな動けないよ〜」
ハハハッ……
「それは嬉しいな。どの作品も力作ぞろいだよ」
エドが、私をジッと見つめる。
「エド、彼女がミヤコだよ。ミヤコ・サクマだ」
「ミス.ミヤコ…いい目だ。そのか細い手から、あんなダイナミックな作品が生まれるんだね。素晴らしいよ!」
「は、初めまして。佐久間 都です。
この度は、私の作品を見つけてくださりありがとうございます」