甘い香りに誘われて【続編 Ⅲ 完結しました】
・・・・・
「佐久間さん!待って」
それから何日間かして、刷新委員会の森本さんに呼び止められる。
「この間のマフィン美味しかったよ。
ごちそうさまでした!
ピンクや黄色で綺麗な色だったけど、どうやって色つけたの?」
「あれは野菜なんです。野菜不足を解消しようかと」
「へぇー、すごいな。そんなこと出来るんだ。またよろしくね〜」
(良かった。美味しく食べてもらえたみたい)
コツン…
「おはよう」
ふわり…懐かしい匂い
葵さんだ…
「おはようございます…」
「………」
「………」
無言で見つめ合う。
「差し入れをありがとう」
「いえ、私に出来ることって、このくらいですから」
「18時。三光堂で待ってる」
「………」
突然のことで、うまく返事が出来ないでいる私に
「待ってる」
と更に葵さんは言い、刷新委員会室内へ入って行ってしまった。
えぇぇぇーーー⁉︎
「佐久間さん!待って」
それから何日間かして、刷新委員会の森本さんに呼び止められる。
「この間のマフィン美味しかったよ。
ごちそうさまでした!
ピンクや黄色で綺麗な色だったけど、どうやって色つけたの?」
「あれは野菜なんです。野菜不足を解消しようかと」
「へぇー、すごいな。そんなこと出来るんだ。またよろしくね〜」
(良かった。美味しく食べてもらえたみたい)
コツン…
「おはよう」
ふわり…懐かしい匂い
葵さんだ…
「おはようございます…」
「………」
「………」
無言で見つめ合う。
「差し入れをありがとう」
「いえ、私に出来ることって、このくらいですから」
「18時。三光堂で待ってる」
「………」
突然のことで、うまく返事が出来ないでいる私に
「待ってる」
と更に葵さんは言い、刷新委員会室内へ入って行ってしまった。
えぇぇぇーーー⁉︎