甘い香りに誘われて【続編 Ⅲ 完結しました】
どうしよう…

「宮澤さん!起きてください‼︎」

(お肌きれい。すべすべしてそう。まつ毛長いな〜…て、ダメじゃん!)

そっと肩をゆすってみる。

起きない…う〜ん

(M駅過ぎちゃうよ〜)

ドアが閉まったと同時に、宮澤さんが目を開ける。

「宮澤さん、M駅過ぎちゃいましたよ。次のH駅で反対側の電車に乗り直しですよ〜」と説教?してみる。

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