甘い香りに誘われて【続編 Ⅲ 完結しました】
「あの、本当にいいんでしょうか?」
おずおずと尋ねる私に、
「かまわないよ。どうせ車で行くつもりだから、そこに佐久間さんが増えても何の問題もないよ」
それより…と宮澤さん。
「随分と挑発的なかっこうだね〜」
私の胸元にチラッと目をやり、ニヤリと意地悪な顔をする。
ん?嫌な予感…「きゃっ!」
は、はだけてる!ドテラを羽織ったから安心してたけど、パジャマのボタンをちゃんと留めてない。
「ご、ご、ごめんなさい。お見苦しい物を…」あぁ恥ずかしい…。
焦る私をいつもの爽やかな笑顔で流し
「明後日の朝8時出発でいいかな?」
「はい。大丈夫です」ぺこりと頭を下げる。
「鍵をちゃんとかけてね。おやすみ」
チュッ…頬に微かな感触。
玄関のドアがパタンと閉まった。
…今のって、私キスされた?
(あれ?気持ち悪くない…ていうか、もっと触れてほしいような…?)
「えぇぇぇっ!!!」
狭い玄関で、一人絶叫した。
おずおずと尋ねる私に、
「かまわないよ。どうせ車で行くつもりだから、そこに佐久間さんが増えても何の問題もないよ」
それより…と宮澤さん。
「随分と挑発的なかっこうだね〜」
私の胸元にチラッと目をやり、ニヤリと意地悪な顔をする。
ん?嫌な予感…「きゃっ!」
は、はだけてる!ドテラを羽織ったから安心してたけど、パジャマのボタンをちゃんと留めてない。
「ご、ご、ごめんなさい。お見苦しい物を…」あぁ恥ずかしい…。
焦る私をいつもの爽やかな笑顔で流し
「明後日の朝8時出発でいいかな?」
「はい。大丈夫です」ぺこりと頭を下げる。
「鍵をちゃんとかけてね。おやすみ」
チュッ…頬に微かな感触。
玄関のドアがパタンと閉まった。
…今のって、私キスされた?
(あれ?気持ち悪くない…ていうか、もっと触れてほしいような…?)
「えぇぇぇっ!!!」
狭い玄関で、一人絶叫した。