甘い香りに誘われて【続編 Ⅲ 完結しました】
ドライブデート?
12月30日朝
『おはよう
8時に出発できそう?』
宮澤さんからラインが入る。
『おはようございます。
はい。8時で大丈夫です。
よろしくお願いします』
よし!即返信する。
『今度は早いね』
『………』
・・・・・
7時55分
ボストンバッグを一つ持って、マンションの門を出ると、白のSUVが停車していた。
運転席から降りた宮澤さんが、おはよう…と近づいてくる。
ライトグレーの薄手のVネックセーターに細身のブラックデニム…初めて見る私服の宮澤さん。今日はゴツい黒縁メガネをかけている。
(かっこいい人は、何を着てもサマになるんだな〜)
「おはようございます。宮澤さん。
今日はお言葉に甘えさせていただきます
よろしくお願いします』
私のボストンバッグを車のトランクに積んでくれ、助手席のドアを開き「どうぞ」と促される。
車内に林檎の甘い香りが充満してる。
「京都市内?」
「はい。下京区です」
ナビを操作する宮澤さんに、近付き一緒にナビの画面を見る。
"到着予定時刻ハ、午後1時、デス"
『おはよう
8時に出発できそう?』
宮澤さんからラインが入る。
『おはようございます。
はい。8時で大丈夫です。
よろしくお願いします』
よし!即返信する。
『今度は早いね』
『………』
・・・・・
7時55分
ボストンバッグを一つ持って、マンションの門を出ると、白のSUVが停車していた。
運転席から降りた宮澤さんが、おはよう…と近づいてくる。
ライトグレーの薄手のVネックセーターに細身のブラックデニム…初めて見る私服の宮澤さん。今日はゴツい黒縁メガネをかけている。
(かっこいい人は、何を着てもサマになるんだな〜)
「おはようございます。宮澤さん。
今日はお言葉に甘えさせていただきます
よろしくお願いします』
私のボストンバッグを車のトランクに積んでくれ、助手席のドアを開き「どうぞ」と促される。
車内に林檎の甘い香りが充満してる。
「京都市内?」
「はい。下京区です」
ナビを操作する宮澤さんに、近付き一緒にナビの画面を見る。
"到着予定時刻ハ、午後1時、デス"