甘い香りに誘われて【続編 Ⅲ 完結しました】
玄関に立つ宮澤さんと目が合う。
「宮澤さん、明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いします」少し緊張しながら挨拶する。
「明けましておめでとうございます。
こちらこそ、よろしくお願いします」
優しい目をした宮澤さんと向かい合ってお互いに深々とお辞儀する。
おいで…と手を引かれる。
少しずつ慎重に歩く。
ハザードが点滅させたタクシーから、運転手さんが下りて挨拶してくれる。
「おめでとうございます。綺麗なお嬢さんにお客さんになってもらえて、さい先ええですわぁ、運転手の柴田です。よろしゅう頼みます」
「柴田さん、よろしくお願いします。綺麗だなんて、お世辞でもうれしいです」
と返すと、私を見つめ、
「お世辞じゃないから。佐久間さん、着物似合ってるし、綺麗だ」
イケメン度が増してる宮澤さんに堂々と言われ、照れてしまう。
「ありがとうございます」そう返すのが精一杯だ。
「宮澤さん、明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いします」少し緊張しながら挨拶する。
「明けましておめでとうございます。
こちらこそ、よろしくお願いします」
優しい目をした宮澤さんと向かい合ってお互いに深々とお辞儀する。
おいで…と手を引かれる。
少しずつ慎重に歩く。
ハザードが点滅させたタクシーから、運転手さんが下りて挨拶してくれる。
「おめでとうございます。綺麗なお嬢さんにお客さんになってもらえて、さい先ええですわぁ、運転手の柴田です。よろしゅう頼みます」
「柴田さん、よろしくお願いします。綺麗だなんて、お世辞でもうれしいです」
と返すと、私を見つめ、
「お世辞じゃないから。佐久間さん、着物似合ってるし、綺麗だ」
イケメン度が増してる宮澤さんに堂々と言われ、照れてしまう。
「ありがとうございます」そう返すのが精一杯だ。