甘い香りに誘われて【続編 Ⅲ 完結しました】
彼女に避けられる*葵side
都に避けられている。
京都にいる時までは、俺に対して好意的に見てくれてると感じたのだが、東京に帰ってきて、仕事が始まり、会社で会った都に思いっきり目をそらされた。
廊下で都を見かけ、近付こうとすると彼女は急に進行方向を変え、近付くこともできない。
極め付けは、鏡開きの日。
社食で、運良く相席できたものの、彼女は一度も俺を見ないし、大急ぎで定食を食べ、さっさと同期の松田や田中と席を立ってしまった。
追いかけたわけではないが、コーヒーでも飲もうと喫茶スペースへ行くと、見たくもない光景が目に飛び込んだ。
京都にいる時までは、俺に対して好意的に見てくれてると感じたのだが、東京に帰ってきて、仕事が始まり、会社で会った都に思いっきり目をそらされた。
廊下で都を見かけ、近付こうとすると彼女は急に進行方向を変え、近付くこともできない。
極め付けは、鏡開きの日。
社食で、運良く相席できたものの、彼女は一度も俺を見ないし、大急ぎで定食を食べ、さっさと同期の松田や田中と席を立ってしまった。
追いかけたわけではないが、コーヒーでも飲もうと喫茶スペースへ行くと、見たくもない光景が目に飛び込んだ。