甘い香りに誘われて【続編 Ⅲ 完結しました】
「宮澤さん、あれがアカウミガメです。
こっちがアオウミガメ…目が切れ長でカッコ良くないですか?あ、タイマイもいます!」
「うーん。同じカメにしか見えないぞ?
アオウミガメのファンなのか?」
「カメは、ぜんぶ好きですよ?」
ウミガメたちが、ぐるぐる泳ぐ大きな水槽前のベンチに並んで座る。
・・・・・
イルカショーを見た後、また、ウミガメの水槽前に座る。
「思い出したよ…香水の香りだよね?
あの日さ、兄の作品とちょっとした小物類も積み込んだんだけど、香水瓶の蓋が緩んでたのがあってね、こぼれたんだ
換気したり、ファブ○ーズしたり…思いつく消臭方法を全てやってみたんだけどなかなか消えなくてね…
ねえ、他に付き合ってる女がいると思った?」
こっちがアオウミガメ…目が切れ長でカッコ良くないですか?あ、タイマイもいます!」
「うーん。同じカメにしか見えないぞ?
アオウミガメのファンなのか?」
「カメは、ぜんぶ好きですよ?」
ウミガメたちが、ぐるぐる泳ぐ大きな水槽前のベンチに並んで座る。
・・・・・
イルカショーを見た後、また、ウミガメの水槽前に座る。
「思い出したよ…香水の香りだよね?
あの日さ、兄の作品とちょっとした小物類も積み込んだんだけど、香水瓶の蓋が緩んでたのがあってね、こぼれたんだ
換気したり、ファブ○ーズしたり…思いつく消臭方法を全てやってみたんだけどなかなか消えなくてね…
ねえ、他に付き合ってる女がいると思った?」