恋の魔法と甘い罠~おまけSS
「あー、やべえ」


「……あ、やっ……んんっ……」



けれどそんなあたしとは違って、晴希さんはいまだに腰を揺らしていて。



「俺もイっていい?」


「え……あ、うん」



そう言ったはいいけれど、速度をあげた晴希さんの動きについていけないほどに腰が砕けてしまって。


後ろから腰をぐいっと持ち上げられる。


そしたら晴希さんにお尻を突き出すような感じになってしまって、それを引こうとするけれど、そんな力が入るわけもなくて。



「はっ、あ……も、だめっ……」



もう一度高みへと押し上げられていくのを感じて、歯を食い縛る。



「いくよ」



その言葉と同時に、晴希さんはさらに速度をあげていく。


そして今度はほぼ同時に昇り詰めた。
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