恋の魔法と甘い罠~おまけSS
「晴希さん……」
「ん?」
「今日は何の日か、知ってる?」
今日? 5月23日は何の日だっけ?
色々思い出してみるけれど、全く出てこなくて。
「わり。わかんねえ」
さらに悲しませてしまうんだと思うとすっげえ胸が痛んだけれど、思い出せないものはしょうがない。
けれど玲夢は顔はやや俯かせたまま視線だけをあげて、ぼそりと呟く。
「キス……」
「は?」
突然何を言ってんだ? と思わず眉を寄せた俺に、玲夢は今度は恥ずかしそうに瞳を伏せる。
「キスの日、なんだよ」
「キスの日?」
そんな日があんのか?
「ん?」
「今日は何の日か、知ってる?」
今日? 5月23日は何の日だっけ?
色々思い出してみるけれど、全く出てこなくて。
「わり。わかんねえ」
さらに悲しませてしまうんだと思うとすっげえ胸が痛んだけれど、思い出せないものはしょうがない。
けれど玲夢は顔はやや俯かせたまま視線だけをあげて、ぼそりと呟く。
「キス……」
「は?」
突然何を言ってんだ? と思わず眉を寄せた俺に、玲夢は今度は恥ずかしそうに瞳を伏せる。
「キスの日、なんだよ」
「キスの日?」
そんな日があんのか?