恋の魔法と甘い罠~おまけSS
そんなあたしにはお構いなしに、晴希さんは更に刺激を与えてくる。


だんだん身体の芯がじんじんと疼き、それが全身にも広がって身体中が熱くなってくる。



「は、るきさっ……やっ……」


「だから、やじゃねーだろ?」


「あ、んんっ……」



抑えようとしても抑えられない声に、晴希さんはふっと微笑む。


誰もいないとはいえ、こんなに声が出てしまったら誰か来てしまうのでないかと思ってしまう。


けれど抑えることができなくて。


そんなあたしの声を塞ぐように晴希さんは唇を重ねてきた。


すぐに唇を割って入り込んできた舌はあたしの咥内を隙間なく侵していく。
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