恋の魔法と甘い罠~おまけSS
身体中の敏感なところを同時に攻められたことにより、あたしの身体は一気に昇り詰めていく。



「……ん……ふ、んんっ……」



そしてあたしの中に入り込んでいた指がある一点を擦りあげた瞬間、晴希さんの首に回していた腕にぎゅっと力が入り、そのまま抱きつきながら一気に高みへと押し上げられてしまった。


乱れた息を整えながら晴希さんの胸に顔を埋める。


あたしの腰に回された手に引き寄せられ、そのまま抱き締められる……と思いきや、



「ひゃっ! ちょっ、晴希さっ!」


「ん?」


「何やってんの!?」



いまだに息を乱しながらそう言うあたしに、晴希さんは瞳を細める。
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